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[2020.02.28]

新聞の情報は「共感」「要点」「安心」、男性はブログやSNS、女性は会話で話題に― 「情報源としての新聞社パワー 18紙共同調査」結果 ―

新聞広告共通調査プラットフォーム「J-MONITOR(ジェイ・モニター)」に参加する18新聞(朝日新聞、産経新聞、日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞、北海道新聞、河北新報、東京新聞、新潟日報、信濃毎日新聞、静岡新聞、中日新聞、京都新聞、神戸新聞、山陽新聞、中国新聞、西日本新聞、日刊スポーツ)は各紙の読者モニターを対象として1月、「情報源としての新聞社パワー」に関する共同調査」を実施しました。

「新聞広告/新聞記事に関する話題」―他人と話す女性、SNSやブログで発信する若者と男性

購読新聞で行っている行動について聞いたところ、「新聞記事/新聞広告に関する話題を、他人と話す」のおこなっている計(「よくおこなっている」+「ときどきおこなっている」+「たまにおこなっている」)は78.4%、「新聞社のニュースサイトを見る」65.3%、「ポータルサイト(Yahoo!、Googleなど)で、この新聞社が配信するニュースを読む」62.8%の順に高い結果となりました。
「新聞記事/新聞広告に関する話題を、他人と話す」を性年代別で確認したところ、女性40代と女性60代で全体を5ポイント以上上回りました。また、男女ともに各年代のおこなっている計が7割を超えるスコアとなっていますが、どの年代においても、男性より女性の方がスコアが高い結果となりました。女性のほうが他人と話すときに新聞の情報をより活用しているといえそうです。

また「新聞広告/新聞記事に関する話題を、SNS(TwitterやLINEなど)やブログで発信する」は、21.5%がおこなっていると回答しています。性年代別で確認したところ、29歳以下の男女と男性30代が10ポイント以上、男性40代と女性30代では5ポイント以上全体を上回る結果となりました。また、全ての年代において、女性より男性の方が高いスコアとなり、30代以下の若者及び男性を中心にSNSやブログで新聞の情報を発信していることがうかがえます。

「共感」「要点」「安心」で話題にしやすい新聞

新聞に掲載されている情報を誰かと話題にすると回答した方は、全体で約8 割。新聞に掲載されている情報を誰かと話題にする理由としては、「相手の共感を得られやすい話題を提供しているから」が33.4%と最も高く、「情報の要点を紹介しているから」が32.1%、「新聞(社)の情報であれば、安心して話題にできるから」が29.9%と続きました。
2019年の調査で「新聞(社)の情報であれば、安心して話題にできるから」は27.4%で上位5位でしたが、今年はスコアを2.5ポイント伸ばし、上位3位となりました。その要因として考えられるのは、フェイクニュースが世の中でも問題になっているからかもしれません。年代別でみてもすべての年代でスコアが昨年より上がっていることが確認できました。

 

詳しい結果は、以下をご覧ください。(2020年2月28日付ニュースリリース)