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[2019.03.08]

若年層にも響く元旦の新聞 ― 「元日の新聞の読み方 19 紙共同調査」結果 ―

新聞広告共通調査プラットフォーム「J-MONITOR(ジェイ・モニター)」に参加する19 新聞(朝日新聞、産経新聞、日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞、北海道新聞、河北新報、東京新聞、新潟日報、信濃毎日新聞、静岡新聞、中日新聞、京都新聞、神戸新聞、山陽新聞、中国新聞、西日本新聞、スポーツ報知、日刊スポーツ)は各紙の読者モニターを対象として1月、「元日の新聞の読み方」に関する共同調査を実施しました。

元旦別刷り特集は若年層に好感

元日の新聞の読み方と感想について聞いたところ「元日の新聞は華やかだ」のそう思う計(「そう思う」+「ややそう思う」)が82.8%、「元日の新聞は普段より読む時間が長い」では70.8%、「元日の新聞を読むのは楽しい」68.8%、「元日の新聞は読みごたえがある」67.2%となりました。元日は普段よりも新聞に接する時間が長く、新聞の良さを改めて感じてもらえている傾向が見られました。

別刷りについての感想では、「テレビ番組特集の別刷りは便利だ」のそう思う計(「そう思う」+「ややそう思 う」)が78.3%、「別刷り特集には出来るだけ目を通す」では73.4%、「別刷り特集は読みごたえがある」68.9%、「別刷り特集を読むのは楽しい」66.8%と、本紙だけでなく別刷りまでしっかり読まれているのがわかります。別刷り特集の「読みごたえ」や「読む楽しさ」、「話題のしやすさ」は、年代別で見ると29 歳以下で全体よりも5ポイント以上高いスコアとなりました。若年層ほど、元日の別刷りに特別感を感じてもらえているようです。

元旦掲載の企業はイメージアップ

元日の新聞に掲載されている企業のイメージを聞いたところ、「信頼できる」のあてはまる計(「あてはまる」+「ややあてはまる」)が80.3%と最も高く、続いて「一流の」、「企業の思いが伝わる」が74.6%と同率になりました。元日の新聞に広告を掲載することは企業のイメージアップ、ブランディングの確立に寄与していると言えます。特に男性よりも女性のほうが元日の新聞に掲載されている企業に対してイメージアップする傾向にあります。
また、元日の新聞に掲載されている広告については、「企業の理念や取り組みを知るきっかけとなる」74.6%、「既知の企業にあらためて注目するきっかけとなる」73.4%、「企業への興味・関心が高まるきっかけとなる」72.6%となり、企業についてより理解を深めるきっかけになっていることがわかります。
年代別で見ると、年齢が若くなるほど「商品購入を考えるきっかけとなる」、「家族や周りの人との話題の材料になる」のスコアが高くなり、新聞広告をきっかけに、商品の購入を意識したり、家族との会話が生まれている ことがわかります。

元旦の新聞広告は消費行動にも影響

元日の新聞広告を見ての行動では、「テレビ番組の新聞広告を見て、その番組を見たいと思った(見た)」75.8%、 「新聞の初売り広告は新年に欠かせない情報だ」63.5%、「初売りの新聞広告を見て、お店に行きたいと思った」 56.5%が上位となりました。
元日の新聞広告を見て、行動意欲や購買意欲につながっていることがわかりました。

総じて元日の新聞広告は、読者にとっても企業にとっても良いメリットを生んでいるといえそうです。

 

詳しい結果は、以下をご覧ください。(2019年3月7日付ニュースリリース)