• トップページ
  • J-MONITOR > トピックス > J-MONITOR・JAA共催 新聞広告セミナー『新聞広告から生まれる行動とその効果測定』を開催 SNS等への波及効果やJ-MONITOR の活用事例を紹介

トピックス

[2019.02.28]

J-MONITOR・JAA共催 新聞広告セミナー『新聞広告から生まれる行動とその効果測定』を開催 SNS等への波及効果やJ-MONITOR の活用事例を紹介

新聞広告共通調査プラットフォーム「J-MONITOR(ジェイ・モニター)」を運営するJ-MONITOR 連絡協議会(参加18 社19 紙)は、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(JAA、伊藤雅俊理事長)と2 月27日に都内で、新聞広告セミナー『新聞広告から生まれる行動とその効果測定』~J-MONITOR による分析~を開催しました。広告主、広告会社、新聞社などの広告関係者約200 人が来場しました。セミナーでは、J-MONITOR のデジタル連携の取り組みや活用事例のほか、新聞広告のSNSへの波及効果などを報告しました。また広告主を代表して、サントリーコミュニケーションズ(株) 宣伝グラフィックグループ課長の坂田淳子氏が、新聞広告の活用の仕方や新聞社や新聞広告に期待する点について講演しました。

 

主催者挨拶として、日本アドバタイザーズ協会常任理事で新聞委員会副委員長の丸山哲朗氏は、「J-MONITOR は広告効果を示すデータとして活用でき、機能拡充でより便利になっている」と述べました。

オープニングセッションでは、J-MONITOR 連絡協議会議長の永山高明氏 (毎日新聞社マーケティング室部長委員)が、J-MONITOR の概要を説明し、この8 年間で9 万件の広告素材のデータが蓄積されたこと、定型調査の平均値比較ツールの活用で調査結果を俯瞰して可視化しやすくなっていることを紹介。

また、新たな取り組みとして、新聞広告にあわせてJ-MONITOR 調査を行うだけでなくウェブ広告を配信する取り組みを実施したことを報告。今後ブランドリフト効果などについて検証していくが、トライアルに参加する広告主を募集していると述べました。引き続き新聞広告データのデジタル領域における活用を進め、新聞広告の活性化を図りたいと強調しました。

事例報告では、J-MONITOR 連絡協議会から新聞広告がSNSなどで拡散していく事例や、新聞読者が「シェアしたい」と思った新聞広告が紹介されたほか、読売新聞社からは(株)スターフライヤーのシリーズ広告を調査・分析した事例を、朝日新聞社からは(株)三城の調査結果を広告クリエイティブに生かし、より効果的な広告原稿を作成した事例を報告しました。

講演では、J-MONITOR を利用する広告主の立場からサントリーコミュニケーションズの坂田氏がコーポレートメッセージを発信する際に新聞広告とJ-MONITOR を活用した事例を紹介しました。また、プラン上ではSNSでのシェアを狙った施策ではなかった、ミュージシャンの竹原ピストルの紅白出演にあわせた新聞広告がファンのこころを掴みSNSで拡散され大きな反響を生んだ事例などを紹介しました。

最後に坂田氏は「新聞社と一緒に、新しい広告を作って行きたい、まだ誰もやっていないこと、あたらしいことへのチャレンジをしていきたい」と締めくくりました。

 

詳しい内容は、以下をご覧ください。(2019年2月28日付ニュースリリース)