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[2019.03.08]

新聞週間のKoki, 広告 若年層に好印象 ― 「新聞週間に関する19 紙共同調査」結果 ―

新聞広告共通調査プラットフォーム「J-MONITOR(ジェイ・モニター)」に参加する19 新聞(朝日新聞、産経新聞、日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞、北海道新聞、河北新報、東京新聞、新潟日報、信濃毎日新聞、静岡新聞、中日新聞、京都新聞、神戸新聞、山陽新聞、中国新聞、西日本新聞、スポーツ報知、日刊スポーツ)は各紙の読者モニターを対象として2018 年10 月、「新聞週間に関する19 紙共同調査」を実施しました。

18 年の新聞週間は、日本新聞協会広告委員会が主体となり、10 月15 日付で、「#にほんをつなげ74」と題しモデルのKōki,さんを起用した全面広告を、全国74 の新聞に掲載しました。74 種類の広告には、異なる番号とひらがな1 文字が書いてあり、そのひらがなを声に出しているKōki,さんの写真が大きく載っています。新聞広告を見た人がSNS などに新聞広告の写真を投稿することによって、全74 種類が番号順につながり、メッセージが浮かび上がるという仕掛けです。

回答者の約9 割が広告に接触

10 月15 日付の各紙に掲載された「新聞広告の日」の広告接触率は「確かに見た」が78.2%、「見たような気がする」が13.7%と、約9 割が広告に接触した結果となり、極めて高い結果となりました。また性年代別による広告接触率のスコア差は小さく幅広い層に届いた広告といえます。
ただ、広告の理解度に関しては年代によるスコア差が大きくなり、「広告が理解できた」においては29歳以下 の男女が全体を10%上回りましたが、40 代女性では全体より約7.0%下回る結果となりました。これは、広告の原稿内容にストレートなメッセージをあえて省き、ウェブへ誘導する施策を行ったことが原因と推察されます。

興味度、好感度、信頼度においても若い層が高いスコア

「広告に興味を持った」においては29 歳以下女性が68.3%となり全体より17 ポイント高くなりました。「広告に好感を持った」では29歳以下の女性は56.1%で全体より13.9 ポイント高く、「広告が信頼できる」でも29 歳以下の女性は63.7%で全体を11.8 ポイント上回りました。男性においても29 歳以下の層がいずれも最も高いスコア示しており、koki,さんをメインビジュアルで起用した効果が出たと思われます。

4 人に1 人が自ら何らかの行動をしたい

今回の新聞広告を見ての行動では、他の新聞を見たいと思ったり、公式サイトなどネット上でなんらか探索・共有したいとする人は25.6%と4 人に1 人いたことになります。特に29 歳以下の男女では3 割を超え、若年層を中心に新聞広告がネット行動のきっかけになったようです。これには、若者でSNSのユーザーが多いことやKoki,さんとの親和性が高かったことが背景にあると思われます。

 

詳しい結果は、以下をご覧ください。(2019年3月7日付ニュースリリース)